「オミクロン」と「インフルエンザ」 ウィルスの比較
糟谷祐子
2022年02月10日
2022.2.10
オミクロン株が猛威をふるってますね
学校や保育所が次々と休校、休園となり、
保健所はどこもパンク状態というニュースを見ました。
その感染力の強さに恐怖を肌で感じます。
感染力は強くても、軽症で済むと言われていますが、
ワクチンを2回打っていても
接種後20週後のその予防効果は10%程度
というデータがあります。
接種後、5か月経つとワクチンの効果は期待できない
んですね。
前置きが長くなりましたがオミクロン株とインフルエンザ
どちらが脅威なのでしょう??
今回はオミクロン株と季節性インフルエンザについて
調べてみました!
1)感染力
基本再生産数(1人から何人に感染するかの数)
・季節性インフルエンザ:1.4人~4人
・新型コロナ:1.4人~2.5人
マスク着用で50cm以内の会話で14%
マスク非着用で100%の感染力
2)致死率
・インフルエンザ:約0.1%
・オミクロン株:約0.25%
3)休校数
・インフルエンザ(2018シーズン)143施設
・オミクロン株:1114校
感染力の高いオミクロン株ですが、まだ基本再生産数の
数値が出ておらず、比較できませんでした。
コロナ単体としてはインフルエンザの方がやや高い値が
出ました。
しかしマスクをしていても感染の可能性が14%あると
いう試算!改めてソーシャルディスタンスの重要性を
再認識させられる値です。
致死率と休校数ではオミクロン株の方が数値が
高い結果になりました。やはりオミクロン株の方が
インフルより脅威という結果に!
どちらも怖いウィルスですが、感染対策を万全にして
乗り切り、春には終息している事を願います(>_<)。