太陽光発電の10年後 固定価格買取期間が終了したら…
糟谷祐子
2023年03月16日
2023.3.16
太陽光発電パネルを設置されてる家
たくさんみかけますね!
初期費用も今では大分安くなってきました。
下記の表は国産の太陽光発電メーカー
ソーラーフロンティアさんの6kwの初期費用の図です。
おおよそ10年間で102万円も安くなりました。
また10年間の収支を見てみると、
売電単価の調整で差額は-16,000円と
早く設置しても後から設置しても収支は
あまり変わらないという結果です。
(出力抑制ありの26円計算なら99,000円お得ですね)
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太陽光発電の法定耐用年数は17年ですが、
実際の耐用年数は20年~30年と言われているので
初期費用を回収した後も収益が見込まれます。
ただ!固定買取価格は10kw未満(住宅用)の場合は
10年間となっています。(10kw以上は20年、産業用)
現在の買取価格は電力会社により異なりますが、
7円~11円ほどです。
つまり11年目以降の売電収入は
おおよそ現在の1/3程度になってしまう事を
覚えておきましょう!
固定価格買取終了後は
太陽光発電で作った電気は売電せず、
自宅で消費する方がお得です。
その時は、自家消費率を上げる為の電気自動車、
蓄電池、エコキュート、オール電化などを考える
時期になりそうですね。