僕の生い立ち⑧
糟谷祐子
2023年07月14日
2023.7.14
皆さま こんにちは!
さて、前回からの続きですが、
外資系企業の「日本ブリタニカ」に入社。
豊中寮で支店長の座をかけて、副社長の
ミッション完遂に向け動き始めます!
豊中寮に入寮して2週間ほどたったある日の夜、
全ての業務を終え、副社長と夕食を取った後
みんなで穏やかにF1(テレビ)を見ていました。
そんな中…
副社長:
「来週から、今からいうことを名古屋の3人でやってほしい」
名古屋組3人:
「・・・(なになに?)はい、かしこまりました!」
副社長:
「伝書鳩を8羽飼うから、レースで勝てるように管理してくれ」
名古屋組3人:
「えっ・・・!(絶句)かしこまりました!」
↑ レース鳩
そこら辺の鳩とはまったく違いますが、
その違いわかりますか・・・?
副社長の意図はこうです。
「言葉が話せない鳩の世話やレース管理を通じて、
厳しい事務所運営や日々起こる問題を解決しながら、
鳩の動作や表情をよく見て、レースで1位を取ってほしい。」
もはやF1を見てはいますが、頭ん中真っ白でした。
「全然意味が分からないw・・・」
翌日から、さっそく図書館で「レース鳩」に関する本を
借りて3人で読み漁りました。
そうこうしていると、数日後には副社長がレース鳩と
ゲージを買ってきました。
副社長:
「今日から豊中寮の本番だ、頑張れよ!」
名古屋組3人:
「(;’∀’)はい、かしこまりました!」
このレース鳩との出会いが今の僕の心眼となるのでした
つづく・・・