僕の生い立ち⑪
糟谷祐子
2023年09月21日
2023.9.21
皆さま こんにちは!
さて、前回からの続きですが、
外資系企業の「日本ブリタニカ」に入社。
豊中市の寮(副社長宅)で支店長の座をかけて、
レース鳩で1位を目指し奮闘がはじまりました!
※私の蛇足人生を反面教師で会社経営やManagementに
置き換えてお読みくだされば幸甚です。
鳩の産卵期は春から夏にかけてです。
この間、8羽4組の鳩から何組かの優秀な
レース鳩を産卵させ、育成していきます。
それにしても、気の遠くなるような日々の
ルーティンです。
まるでベルトコンベアに流れてくる商品の
検品のような毎日で、なれというものは恐ろしく、
少し余裕ができると「飽き」という感情も芽生えます。
しかし、単純作業は人間を磨きます。
単純な作業ほどその人間性に結果も左右されるのです。
朝起きて、掃除をして、餌をあげて、
副社長の秘書業務などをし、深夜に就寝。
今では門戸も広く誰でもオークションで血統書付きの
レース鳩を買い、気軽に参加できるようです。↓
時にボイスレコーダーなどで、副社長のミーティングを
録音し、眠くても大切なところを繰り返し聞きなおし
ノートに取っていく、そんな日々です。
(余談ですが、この時期に36時間寝なかった記録は
今だに自分記録を破られていませんww
人間の最大の欲求は睡眠欲だと身をもって知りました(笑)
そんな激務?の日々のなか、豊中寮で初めての秋を
迎えようとしたある日、朝目覚めると名古屋から来た
3人のうち1人が忽然といません!?!?
大切に育てた20羽くらいのひなが成長し、
いよいよレースに向けてスタートする
大事な時期なのに。。。!
つづく・・・
白い鳩はレース鳩には向きません。
目立つのでレースの途中で猛禽類に狙われやすいのです。↓