僕の生い立ち⑬
糟谷祐子
2023年11月21日
2023.11.21
皆さま こんにちは!
さて、前回からの続きですが、
外資系企業の「日本ブリタニカ」に入社。
豊中寮(副社長宅)で支店長の座をかけて、
レース鳩を育成中!
豊中寮出身でベストセラー作家の青木仁志さんと
お会いできる事になりました。
※私の蛇足人生を反面教師で会社経営やManagementに
置き換えてお読みくだされば幸甚です。
東京は五反田、当時青木社長は50歳前後でしょうか
副社長に同行し初対面です。
とても柔らかい笑顔で、副社長と楽しそうに
また穏やかに、歓談をされていました。
副社長から青木社長に僕を紹介して頂きまして、
青木社長:
「今はドーベルマンじゃなくて鳩なんですね」
と屈託のない笑顔で笑っていました。
僕は、お会いするにあたって青木社長の本を
読み返し、予め考えてきた質問を矢継ぎ早に
投げかけていきました。
そんな中
青木社長:「柴田さんは漫画は読まれるんですか」
と聞いてきました。
柴田:「この数年全く読んでいないです。」
すると青木社長の口から驚きの言葉が
青木社長:
「僕はいろんな本を書いていますが、良質な漫画を
読むこともすごくオススメしています
柴田さんが向かうゴールにぴったりな漫画が
あるので、ぜひ読んでみて下さい。」
と言われた漫画が、
サンクチュアリ(聖域)でした。
柴田:
「どうしてこの本をオススメして下さったんですか」
と聞くと、
青木社長:「読んで感想を聞かせてほしい」
と沈思黙考の末ポツリとおっしゃられたのでした。
充足した良質な時間はあっという間に終わり、
豊中寮に戻った僕は、サンクチュアリを全巻購入し、
きたるイギリスで行われる世界レースの準備に入るのでした。
つづく・・・