ーふるさと納税改悪⁉10月からの変更点ー
糟谷祐子
2023年10月10日
2023.10.10
2023年もあと3か月となりました。
実質負担2000円で、お肉やお米などが
いただけるふるさと納税
みなさんは利用していますか?
2008年から始まったこの制度は今年で
15年目。(編集長はふるさと納税歴8年目)
しかし2023年10月から改悪ともいえる
2つのルール変更が施行されています。
●一つ目のルール変更
ー経費を寄付額全体の50%以内に納めなければ
ならないー
今までは
「返礼品+事務手数料+送料で50%以内」
となっていましたが、これからは
「返礼品+事務手数料+送料+経費で50%以内」
に納めなければなりません。
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(出典)【図解】ふるさと納税が10月に改悪!3つのポイントを徹底解説|ルール変更・改正による影響や対策を紹介|2023年10月1日更新 | マイナビニュースふるさと納税比較 (mynavi.jp)
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これにより、返礼品の金額が圧迫され、
寄付額に対して返礼品の内容が縮小される事が
懸念されます。
(例)1万円の寄付に対して、3000円ほどの返礼品が
1万円に対して2000円ほどの返礼品になる可能性あり。
これは悲しい(;´Д`)
●二つ目のルール変更
ー地場産の基準の変更・改正ー
これからの返礼品はその地域で作られたものに限る事になります。
その土地で産まれた物、作られた物に限るので
返礼品のラインナップが減ってしまう可能性が
出てきます。
選ぶ種類が減るのは悲しい(;´Д`)
(余談)ふるさと納税いくらできるの?
目安ですが、
年収1000万の人なら18万、
年収2000万の方なら55万までできます。
返礼品は約3割の値段になるので、
年収1000万の方なら、およそ54,000円の返礼品
年収2000万の方なら、およそ165,000円の返礼品
がいただけちゃいます。
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(出典)ふるさと納税の限度額を計算。控除上限額シミュレーション|ふるさとチョイス (furusato-tax.jp)
”
年収およそ12億と言われているヒカキンさんは
ふるさと納税はおよそ、5400万の寄付ができ、
およそ1620万の返礼品を受け取る事ができます。
スゴイですね~!
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(出典)【2023年10月最新】ふるさと納税の高額返礼品人気返礼品総まとめ!おすすめ還元率ランキング | マイナビニュースふるさと納税比較 (mynavi.jp)
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ちなみに返礼品の額で一番高額な物は3億5000万円
となっています。
こちらを受け取るには年収でいくとおよそ78億必要
となります。
日本で受け取ることができる方はごくわずか…
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(出典)配当含む「年収1億円超」経営者ランキング500 孫正義氏は200億円超、柳井正氏も100億円超える | 賃金・生涯給料ランキング | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
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年々ルールが厳しくなってきてきますが、
それでもお得な制度、
まだの人はぜひ今年から始めてみては
いかがでしょうか。