自宅裏のお宅の解体工事
植田悠一
2026年10月10日
先日、とある解体業者が、
「〇〇さん家の解体工事を行います(社名入りの粗品タオルいただきました)」
と挨拶に来ました。
解体される〇〇さん家には、高齢の男性が一人で暮らしていました。
たまに娘さんが訪ねてくる姿もお見かけしていました。
特別に親しい間柄だったわけではありませんが、顔を合わせれば挨拶をする、その程度のごく普通のご近所付き合いです。
どのような事情で家を手放されることになったのか、詳しいことは分かりません。
ただ、一人暮らしだったこともあり、これからの生活について、いろいろなことを考えられたのかもしれません。
家を売る 住み替える 相続を考える
不動産には、建物や土地の価値だけではなく、そこに住む人それぞれの事情があります。
不動産に関わる仕事をしていると、そんなことを改めて考えさせられます。
既にポータルサイトには土地情報が掲載されていました。
解体業者のグループ会社が仲介、建築条件付きで3区画販売されてました。
いただいた粗品のタオルにあった社名と一緒でした!
解体工事が終われば、その土地には新しい家が建ちます。
最大3つの家が建つ可能性がありますが、この土地はすぐに売れると思ってます。
自分が住んでいるからかもしれませんが、比較的静かで、落ち着いた環境で、また、保育園や小学校が近くにあり、子育て世代にとっては魅力的なエリアかと思います。
ただ、今回ばかりは少し複雑な気持ちもあります。
というのも、自宅の真裏にあるのは、現在、駐車場になっている区画だったからです。
今までは、裏側に建物がない分、ある程度の開放感がありました。
日当たりも、風通しも、特に気にすることなく生活できていました。
しかし、そこに新しい家が建つとなると話は変わってきます。
建物の高さや配置によっては、日当たりが悪くなるかもしれません。
風の通り道が変わるかもしれません。
そして、何より気になるのが圧迫感です。
今まで空が見えていた場所に建物が建つ。
それだけでも、家の中から感じる景色や開放感は変わるのではないでしょうか。

もちろん、まだ建物の大きさや配置が分からないため、実際にどの程度影響が出るのかは分かりません。それでも、工事が始まる前から、少し気になってしまうのが正直なところですが、こればかりは完成してみないと分からないですね。
新しい住人が引っ越してきたら、また挨拶をすることになると思いますが、今までと同じように、気持ちよくご近所付き合いができればと思います。
長年住んできた自宅だからこそ、今の住環境が変わることには敏感になるものですね。
不動産の仕事をしている私ですが、今回は一人の住人として、家と周辺環境について改めて考えさせられた出来事でした。






