猫のいる生活
片岡舞子
2024年03月13日
こんにちは。
不動産部管理課の 片岡 です
私事ですが、最近我が家に新しい仲間が増えましたのでご報告させて頂きます。
猫のミー(女の子)です。(推定4、5歳)
父の飼っていた猫ですが、父の体調不良のため我が家へ迎え入れることにしました。
とはいえ、いざ飼うことになったら猫のことを何も知らないことに気が付きました。
何を準備したらよいのやら…
父に聞くと、「餌とトイレだけでええ」と…。
父は子供の頃から猫を飼っていて、田舎の猫は大体外へも自由に行き来し、爪など切らず(ネズミを捕れなくなってしまうそう。)、おしっこ等も外、そういえば祖父母の家で猫のトイレすら見たことなかったわけで。
室内飼いが主流の現在とは全く違うので参考にならず
まずネットと本で勉強することにしました。
しかしまずは父の言われた通り、キャットフードとトイレくらいしか準備しないまま
いよいよミーとの暮らしが始まりました
そしてここから大変な毎日が始まったのです
子猫ではなく、大人の猫が突然環境が変わると猫にとってどれだけのストレスか…
想像もしていませんでした。
我が家のニュースと題し「我が家の奮闘記」をお伝えします。
我が家へ来た初日は、ベッド下に隠れ出てきてくれませんでしたが、
夜になると夜鳴きをし、
『家に帰してくれー!』
と言わんばかりに怒ったように鳴いていました。
そして、昼間は隠れているのに夜には私たちの寝室に来て鳴く
ので、なんとか添い寝しようとしても身をかがませて体で拒否!
こちらが寝かかると、枕元へ来て顔を近づけてクンクンしたり「ミャ〜」と何か訴えかけてきて寝かせてくれない
次の日も同じ…
父に頼んで、父の匂いのついたタオルケットを預りミーのベッドに敷いたりしましたが
一時的にベッドに入るもののすぐに出てしまいやはり眠らせてくれない
これでは家族みんな眠れないので、家族は2階に寝室を移し、夜は私だけ1階でミーと寝ることにしました。
ミーは、布団には来ないのでコタツやソファで寝る日々が続きましたが、ミーは慣れる様子もなく私は寝不足の日々が1週間続きました
このままでは身がもたない!
でも「やっぱりうちでは無理でした…」と父に返すわけにもいかない…。
ので決めました!
夜は寝かせていただきます
夜寝るときだけミーを「夜はここで寝てね」と1階の和室に入れ扉を閉め、そこで寝てもらうことにしました。
私にとっては苦渋の決断で、閉めた扉の向こうから鳴き声がすると
「お願いだから寂しがらないで眠ってー!」
と祈るような気持ちでしたし、夜中に目が覚めた時は心配でなりませんでした。
そして大変だったのは寝る時だけではありません。
病院へ連れて行く時、車の中で「今度はどこへ連れて行くんだ!」と言わんばかりに大声で鳴き
ゲージの代わりに洗濯ネット(猫は落ち着くそう)に入れて車に乗せていましたが
その中で暴れまくり車のシートに引っかき傷を作ってました
病院に行った日は相当なストレスだったのか
おしっこの粗相が2、3日続きました。(畳の上にシミが…)
ご飯(キャットフード)を食べないこともあり、それも心配で悩みの種でした。
目薬を嫌がる、下の子に慣れない(小さい子が苦手なんですよね)、等々..悩みはつきません。
歯磨きができるのはまだ先かな..
でももちろん大変なことばかりではなく!
最初猫を飼うことを渋っていた長男は、地味にミーを可愛がりミーも今では長男になついています。
家族みんながミーのことを気にかけ、誰かが遊んでくれたりしていくうちに、ミーはだんだんと我が家に慣れてきました。
少し前までは、家族のいる居間には来なかったのですが、最近やっと家族がいても居間にあるコタツの中でくつろぐようになってきました。
今でも夜は、ミーを家族とは別の部屋で寝るスタイルを続けていますが、
朝ミーの部屋を開けると、しっぽを上げて顔や体をスリスリしたり、
横たわって「撫でて~」とお願いするような素振りをしたり、
甘えてくれるのでその時は思い切り可愛がるようにしています。
こうしてやっと「慣れてきくれた」という変化が見られるときが一番うれしいですね
押入れがお気に入りの場所
ゴハン中のミー。
ミーの通路(ガラス取りました!)
当社の管理物件もペット可物件が多数あり、猫を飼うようになってからよりペット可物件への関心が高まりました。
ペットと一緒に暮らしたい方々へのニーズに応えることは大事なことですね。