「価値観」を認め、高め合う|人生途上主義
柴田章貴
2021年12月02日
突然ですが、
「価値観」という言葉を聞いて、
どんなことを思い浮かべますでしょうか?
「価値観」、、、とても抽象的ですが、良質な言葉ですね。
この「価値観」、無論十人十色です。
遺伝子と同じくして、まず合うことはないでしょう。
当社ではスタッフを大切にする考え方があります。
「人は石垣、人は城、人は堀」(武田信玄公)なのです。
私は社員教育の際にとりわけ、
”「価値観」を認める、認め合う”ということに留意しています。
(最近ではDiversity&Inclusion、ともいわれています。以下D&I)
D&I、直訳すると「包括と多様性」でしょうか。
日本の企業でも推奨している会社が増えてきています。
当社ではスタッフ育成の根幹に、このD&Iを根付かせています。
一部の内容がSDGsとも重複するのですが、
今の日本人や社会と、とてもマッチしている考え方だと思っています。
一昔前に流行ったワークライフバランスとも違うかと思います。
D&Iは相手の価値観を認め、労働の多様化に対応する
企業の考え方です。
例えば当社ではこんな風に実践しています
◎イノベーションの創出や当事者意識が強くなり、労働意欲の向上
→一定の研修・経験を積んだら、適性や嗜好に合わせ、どんどん
業務を任せていきます。
また何気ない積極的発言に注視し、イノベーションの創出を促します。
◎個々のスキルアップにつながる
→一年は52週間。年間50回以上の勉強会やミーティングの時間を通じて、
スキルの向上やコミュニケーション力を磨いています。
◎多様性を尊重する風土・文化により信頼関係を構築できる
→子育て中の方、独立希望の方、稼ぎたい方、やりがいのある
会社で働きたい方、多言語を話せる方など実に豊かな経験を持つ
スタッフが、時間や気持ちを上手に整えられるよう意識し、
風土として自由な働き方を実践しています。
結果、スキルアップにつながり、明るい雰囲気の
コミュニケーションが風土化し、また会社としては
様々な費用対効果が向上しているのを実感しています。
20代から
昭和のたたき上げ営業や営業管理を経験した僕が、
人生をかけて学んでいることは
実は協調社会なのかもしれません。
私は、人生途上主義。
振り返れば永遠に途上であり、結果は出ていない。
関わる人が、幸せであるような人間でありたいです。
学びと行動を止めてはいけませんね。