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日銀新総裁の交代が、不動産投資家に与える影響をまとめてみました!(当社調べ)

こんにちは。不動産部の本家(ほんけ)です。

すっかり、春らしい陽気になりましたね。

卒業&入学&新人事ということでw、

日銀の新総裁植田氏が不動産投資家に与える影響

について調べてみました!

 

日本銀行の新総裁に選出された植田新総裁は、

2023年4月から黒田総裁の後任として就任予定ですね。

 

植田新日銀総裁

 


不動産投資家に与える影響、気になる3点を調べてみました!

 

植田新総裁の就任が不動産投資家にもたらす影響は?
10年続いた黒田総裁の金融政策の問題点は?

植田新総裁に期待されることは?


 

①植田氏の就任が不動産投資家にもたらす影響

 

従来通り低金利政策が続くと見込まれますが、不動産市場が

若干変動するかも、と言われています。
どういうことかというと、金融政策の変更や景気回復によって

需要が増加することが考えられるからです。
投資家の皆様におかれましては、引き続き市場動向を留意し、

投資先を選ぶ必要があります。

植田新総裁は、就任発表があってすぐに「今の日銀政策は適切である」

と発言しているので、黒田総裁と同様に量的緩和政策を維持する

可能性が言われています。

 

②黒田総裁が実施した金融政策の問題点

黒田総裁は、アベノミクス3本の矢を遂行するために

選出された総裁と言われていましたね。

黒田現日銀総裁の実績を私なりにまとめてみました。

  1. 「インフレ目標達成に失敗」インフレ目標2%を達成するために、大量の金融緩和政策を実施することを決定しました。ただ現時点では目標達成に失敗しています。
  2. 「財政赤字の増大」量的金融緩和政策により、日銀が国債を大量に買い入れたため、日本政府の財政赤字はさらに拡大。また、国債の市場価格を押し上げ、投資家がリスクを取るためのインセンティブを低下させたため、日本経済の長期的な成長に悪影響を与える可能性があるとかないとか。。。
  3. 「貯蓄率低下」金融緩和政策により、低金利が維持され、貯蓄に対するインセンティブが低下したため、日本の貯蓄率は低下。これは、将来的な需要に対する準備不足につながる可能性がありますね。
  4. 「不動産価格の上昇」低金利政策が不動産市場に影響を与え、物価の上昇により不動産価格が上昇したため、金利も上昇傾向にあって低~中所得者層の住宅購入が抑制される可能性が。。。

 

③植田新総裁に期待されること

②でまとめてみたように、金融政策のバランスをとりつつ、

景気の安定化を図ることです。

また、長期的な視点で日本経済を考え、投資環境を整備することが求められます。

ここが日本の最大のウイークポイントのような気がします。

 

・・・わたしの個人的感想・・・

黒田総裁が10年にわたって行われてきた大胆な金融政策(失敗)の歪みを

植田新総裁が修正する事が任務のようになっている印象を受けました。
しかし、急激に政策を変えると複雑に絡み合った経済が混乱を招くので緩やかに軌道修正させていく新総裁が就任したのではないかと思います。

まずは4月末に金融政策決定会合で植田総裁は何を話すのか?
大注目ですね!
今回、新総裁のことを調べてみて金融政策決定会合が楽しみになりました。

 

 

※参考資料

わかりやすくて面白いのでおススメです!!