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ヨーロッパの不動産事情

 

こんにちは

不動産部の 宮﨑 です!

 

今回はヨーロッパの不動産事情の中でも

気になったアイルランド共和国の不動産事情についてお話していきたいと思います!

アイルランド共和国は人口約500万人の小国ですが、ヨーロッパで最も経済成長を遂げた富裕国の1つなのです。

 

2000年代初頭から低法人税率(12.5%)を武器に多国籍企業の誘致を進め、

現在は上位100社で税収の80%近くを占めており、

2022年の国民1人あたりの名目GDPでは世界第3位となっています。

 

ではそんな国での不動産投資はどんなものなのか私なりに調べてみました!

 

  1. 高い需要と価格
    首都ダブリンは、アイルランドの主要な経済・文化の中心地であり、多くの国内外の企業が進出しています。このため、住宅需要が高く、不動産価格も上昇。特に中心部や人気のある地域では、需要と価格が高い傾向があります。
  2. レンタル市場の競争
    ダブリンは大学や企業の拠点として人気があり、学生や労働者が賃貸住宅を求めています。賃貸市場は非常に競争的で、需要に対する供給が不足しているため、賃料が高騰しています。

 

上記の2点が見受けられます。

多国籍企業を誘致したことにより

首都ダブリンに人口のおよそ4割にあたる約200万人が暮らしており

高所得者が多いうえに住宅が不足しがちなため、賃料も不動産価格も上昇傾向なんだそうです。

 

ダブリンの中心地では

1寝室のマンションが月30万円

2寝室のマンションが月40万円という

ような高額賃料の物件が出ています。

 

今やダブリンの賃料はロンドンよりは安いけれどパリより高いとまで言われています。

 

しかし、都市規模が小さいからか

ヨーロッパの首都としてはダブリンの不動産売買価格はそれほど高騰していないのです。

 

坪単価約380万円で欧州の都市第25位、ロンドンやパリの半額程度なのです。

その結果、購入価格は比較的安いのに高い賃料が取れるおかげで

昨年11月には、ダブリンの典型的な区分マンションの表面利回りは8%台となっています。

 

少し調べただけで

世界の不動産事情をいろいろ知ることができとても興味深かったので、

これからもヨーロッパだけではなく他の国の不動産事情も調べてみたいと思いました