わが子が不登校に!?市議会の傍聴
柴田章貴
2023年04月15日
こんにちは。
4月9日に愛知県議会議員選挙がありましたね。
そして、来る4月23日は春日井市議会議員選挙
4月は選挙が続きます。
愛知県議会議員選挙投票率は、「36.43%」過去4番目に低い数字だったと報じられています。
(ちなみに愛知県議会議員選挙で春日井市からは3人の県議会議員が選出されました。)
皆様にとって選挙は身近ですか?
私は選挙権がある以上きちんと行使するべきだと思ってはいたものの、
誰に投じたらよいのかわからず・・・。
しかし先日、生まれて初めて春日井市議会本会議を傍聴してきました。
傍聴はだれでもできます。

傍聴
結果、行ってよかったです。
そして、討論聞きながら私、号泣しました😭
傍聴しようと思ったきっかけは、
友人から
【『不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書』の採択を求める請願書】様々な思惑によって 議会が拮抗しています。
と、案内があり
傍らで採決を見守りたいと思ったからです。
私事ですが、新2年生の真ん中のわが子は1年生の夏から学校に行けていません。
本人に怠け心があるようにも見えず、いじめられているわけでもない。
ただわがままを言っているわけでもなく、でも身体と心全身で拒否している感じで・・・

こどもたち
本人は自分でもどうしてなのかわからない状態で、親として私もたくさん悩みました。
そして、私ともう一人同じように子供の就学先に困っているお母さんと、
『子供のペースに寄り添い、子供の力を信じて伸ばすことのできる』
そんなフリースクールを見つけ
長野県の友学舎さんなんですが、「ぜひ春日井市にも開校してほしい!」と誘致し、
当社の仕事の傍らお母さんとして立ち上げに奮闘してきました。
その甲斐あって、今春『友学舎高蔵寺』を無事開校いたしました。
うちの子と同じように今の公立小学校が合わない子供たちが
水を得た魚のように生き生きと育ち、学べる場所がひとつ、選択肢として増えました。

友学舎
という流れで上記の請願書に関して傍聴に行ったわけです。
議会の中では反対意見の議員さんからすごく冷酷なご意見や憲法違反と唱えられたり、
そして、根本的には賛成なのに、ある思惑で反対意見を出す議員さんがいたり😅。
「あー、所詮世の中からしたらこんなもんなのか…春日井市終わったな😭」
と思ったあとに…
ある議員さんの完璧な賛成意見供述。
「春日井市も捨てたもんじゃないな」…と涙がポロポロ😭
無事、【採択】されました!!
何よりも議会に上げてくださった議員さんは
反対意見にも屈せず、とても頑張ってくださいました!
この春日井の【採択】が周辺地域に及ぼす影響は高いはず!
子どもたちに寄り添う『子はかすがい』の春日井市として
一気に若い世代にイメージアップを図れそうです
もはや不登校は他人事ではないのです。
無理やり登校させることで、親子関係まで崩壊させてしまったり、
うつ病を発症してしまったり、
悲しいことに子供の自殺も増えています…。
そんな子供たちが、一人でも減るようなそんな選択肢さえもっとあれば・・・。
不登校への偏見がなくなり、親への知識や理解が浸透してくれたらいいなと思っています。
という、私情はあったものの、
今回議会の傍聴という平和的な形で 応援できてよかったです!
このように、市民の請願が採択される様子を目の当たりにして市民生活が変わっていくんだなと、民主主義を身を持って感じることができた、いい一日でした。
この一日で選挙がグンと身近に。
議会を一度傍聴に行くだけで、
私たち市民のために良くしようと仕事をしてくれている議員さん、
国の方を向いて仕事をしている議員さん、
ただの党派頭数合わせの議員さん
そんなのが明解です。
もちろん、本会議ではこの件だけでなく春日井市内のあちこちの案件を話し合っていました。
春日井市という小さい市内での話なのでとても身近で分かりやすかったです。
長くなってしまいましたが、最後にクイズです!!
答えられるかな?
Q.県議会議員の主な仕事は何かご存じですか?
(県議会議員のお一人の方の演説で聞きました。)
A. 愛知県から春日井市に予算をひっぱってくることだそうです。
なるほどな~。
春日井市市会議員選挙は4月23日です。ご予定ください。